これは20年前くらい、私が小学校1年生の頃の話です。あの東成区で歯医者を探してみると3歳から虫歯ができていた私は、歯医者へ定期的に通うのがルーティーンでした。別の席で治療されている同い年くらいの子どもは、口コミの今里では小児歯科の泣いたりじっとしていられなくて親に叱られていたりしていたけれど、私はひとりでも静かに治療を受けることができました。いつものように磨き残しのチェックと歯石除去が終わって、最後に先生が確認。すると、いつもと違うことが起こりました。先生が、「上前歯の歯茎、電気メスで焼き切ってもいい?」と言うのです。確かに、通学に便利な小児矯正を見つけるなら神戸が私の上前歯の歯茎は少し肉厚で、前歯に覆いかぶさっていました。そのせいで、にこっと笑うと、歯茎が妙に大きく見えるのがコンプレックスでした。だけど、母親は待合室にいるし、やっていいかどうかと聞かれても、今里の歯医者なら口コミで東成区の中でも幼い私には自分が決めていいかどうかもわかりません。しかし、先生が「ね、やっとこう、ね」と、とてもやりたそうだったので、怖かったけれど渋々頷いてしまったのでした。傷口が治るまでは歯茎がひりひりして食事を摂るのもつらかった記憶があります。しかし、歯医者で行う矯正を話題の芦屋が私の治癒力が凄すぎたのか、せっかく痛い思いをして焼き切った歯茎は、たった1か月ほどで元通りの肉厚に戻ってしまったのでした。