親知らずは4本とも抜きました

25歳を超えてから、4本とも抜きました。それまでは痛みもなく、親知らずについては、いつか抜かないといけないかもしれないけど、痛くないし、今はいいかな、程度に考えていました。しかし、最初に決意したのは、上2本です。親知らずは歯ブラシが届かないので磨き残しによって、隣の歯が虫歯になってしまうことがあります。私に場合は2本ともまっすぐ生えており、虫歯にはなっていなかったのですが、歯周炎になってしまいました。歯周炎、歯周病は自分でも気ずくのですが独特の臭いがあります。どうせ親知らずはあっても噛み合わせとして機能しない歯なので、歯周病になりぐらいなら抜いてしまいたいと思い、2本同時に抜きました。 麻酔が効いているので痛みはないのですが、口を常に大きく開けていないといけないのでそれが辛かったです。もともと顎関節症があるので、これ以上口が開かない、というしんどい状況に追い込まれました。 1本ずつ抜いたほうが楽だったのかもしれません。 しかし、抜いてしまえば気になっていた歯周炎も治りましたし、上の親知らずは腫れることもないので、何も困ることはなかったです。上を抜いてから数年経ってときに、今度は下の親知らずによる歯周炎の可能性が出て来て、町の歯医者に行きましたが、両方埋伏したまま横に生えているので、大学病院を紹介されそこで処置をしました。その時は歯周炎の影響が出ている右を抜いて、左はもっと後になってから抜きました。左も同じく大学病院です。 上の歯と違って、下の親知らずは顎の骨にくっついた状態なのでまっすぐ変えていても時間時間はかかります。 私のように、横に生えていて埋伏の場合は、まずは歯肉を切開して、歯を砕いてから抜いていくという、大変な処置でした。 上の時と同様、一番辛いのは、大きく口を開けておかないといけなくて顎が痛い、ということでした。 また時間もかかりなかなか抜けないので、トータルで30分以上はかかったと思います。麻酔が効いているので、歯や歯茎が痛いということはなかったです。そして、下の親知らずの場合、確実に顔が腫れます。切開しなくても腫れます。腫れは3日程度でだんだんひいたのですが、やはり腫れている間は憂鬱でした。下の場合は特に、抜いた後肩凝りが楽になったと思います。 私はもともと親知らずは要らない、早く抜いてしまいたいと思っていました。それは、親知らずが噛み合わせとして機能しないこと、そして女性はもし妊娠中に痛みが出てしまっても麻酔ができないから当然抜歯もできないし薬も飲めない、ということを理解していたからです。まっすぐ生えていて今現在痛みがなく、何も気にならないのであれば無理に急いで抜く必要は無いと思います。 これは稀なケースだそうですが、もし他の奥歯が欠損してしまったときに、親知らずを移植することもできるそうです。しかし、私の下の親知らずのように、横に生えているなどの場合は、手前の歯を押してしまったり悪影響があるので、早めに抜いてしまったほうがいいと思います。前記したとおり、とくに若い女性は今後のライフスタイルのことも念頭に置いて考えなければいけないのではないかと思います。